忍者ブログ
独断と偏見によるCDレビュー (主に本日のBGM)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1968年作品。
JBの「Live At The Apollo」と言うタイトルが付いたアルバムは沢山ある。
62年、68年、71年、95年。
アナログからCDへ、おまけに度重なるディストリビューターの変更、と、もう訳が解らん。
この人、ただでさえ盤が多い上に、半分以上はライヴ盤と編集盤なんじゃね?と言う感じなので、コアなマニアではない私にはもうさっぱり。
とにかく、数年前にデラックスエディションが出た、一番有名なアレの通常版。
LP時代、2枚組みだったのだが、後に一枚ずつばら売りされた事も有るらしい。
えぇ、ポリドールですから。
クリームの2枚組もそんな事されてましたしね。
実は、珍しく所有しているのは輸入盤ではなく、日本ポリドール盤なのだが、これのタイトルに「Vol.2」の表記は無い。
色々理由は有るのだろうが、この辺りが実にいい加減と言うか、所詮ポリドールと言われる所以なのだと思うのだが。

曲間やら、メドレーの途中やら、あらゆる所で下手くそな編集がされている。
まぁ、大したPAも無かったんだろうし、昔ならこれで良かったんだろうが。
デラックスエディションが出る理由も解る。

個人的には、メンバーが豪華になる70年代に入った頃が好き。
JBと言うと、メロウな曲と、ゴリゴリファンクの曲、で好みが分かれるとは思うが、勿論私はファンキーな方が好み。
なんせこの人のワンコードにおける多彩さは素晴らしい。
ワンコードと言うのは、奥が深くて、やった事無い人にはわからんだろうが、、通常のフレーズと言うのは、どうしてっもフレーズ自体がプログレッションしてしまおうとする。
もう、これはどうしようも無い。
そう言う風に教育されて、そう言う風に育ってきてしまったんだもの。
ワンコードの中で、ちゃんとした曲として延々と歌い続けられるのは、実は凄い。
突き詰めていくと、マイルスの「On The Corner」とかになるんだろう。
マイルスのJB好きは有名だし。
乱暴に言うと、モードジャズのロジックもこう言う事。(苦情は受け付けて居りません)

この盤聴いていると、まだ若かった頃に普通のレコード屋じゃなくって、ちょっとマニアックな輸入盤屋に入った時の気分になる。w

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
キシモト
HP:
性別:
男性
自己紹介:
都内にて活動中のGuitarist。(ex.Cherno)
現在はソロにて活動中。
このブログには、ほんの少しだけ真実や有益な情報が含まれている場合が有るかも知れません。
残念ながら苦情は一切受け付けておりません。
カウンター
最新コメント
[11/11 Togueexcexy]
[10/08 znmmoxEcsorpmsr]
バーコード
ブログ内検索
最新トラックバック
アクセス解析
忍者ブログ [PR]